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カントーにもあった、カカオ農園

カントーはメコンデルタ地方の最大の都市。

ベトナムの5大都市の中のひとつです。

ホーチミン→ハノイ→ダナン→ハイフォン→カントー(順番は感覚値です)

そんなカントーにもカカオ農園があると聞いて早速訪ねてみました。

弊社のお客様でもあり、BEAN TO BARを新規事業で立ち上げされている

アクアクララ静岡の木村さんがベトナムに出張に来られていたので、ご一緒させてもらいました。

ベンチェとカントーをまわるということで、1泊の予定です。

カントーはホーチミン市から4時間程度の場所なので、日帰りは確かに少ししんどいです。

とはいえ、ベンチェからカントーまで、バスで行くとは思いませんでした!

私達が乗ったバス

まあこういうサプライズもベトナム人アテンドではありがちで、楽しいといえば、楽しい、しんどいといえば、しんどい。

カントーに到着したのは夜になってしまいましたが、主のMUOIさんがOKだったので夜にお邪魔しました。

到着して、なるほど!宿泊施設もある観光農園だから夜でもOKなんだ、と分かりました。

MUOIさん

西洋人もグループ数組が中央の広場で、ここでできたチョコレートやカカオニブなどを食べながらくつろいでいます。

私達もMUOIさんのカカオの育て方のことなどをヒアリングさせてもらいました。

1960年にムオイさんのお父さんがマレーシアから持ち帰ったカカオの苗から

家族でのカカオ栽培をはじめたそうです。

そして、製造機械も殆ど無い20年ほど前から、自分でつくった機械でカカオ製品やチョコレート製造をはじめました。

今でも同じ機械、同じ製法でチョコレート作りをされている職人さんです!

1.2ヘクタールのカカオ農園をムオイさんと奥さんが2人で管理。農薬や無機肥料を使わずにカカオを育てています。そうですオーガニックカカオです。

日本では、オーガニックカカオは価値が高いので、発酵などのプロセスをしっかりされていて、美味しく特徴のあるカカオ豆であれば、仕入れさせてもらいたい。

ということで、翌日、明るい時にカカオ農園や発酵場所などを見学させていただくことにしました。

カカオの色がきれい

カカオのパルプを取り出す作業中

メコンデルタ地方のカカオ農園の特徴でもある、溝がはりめぐらされた土地に、果物の木と半々くらいに植えられ、カカオポッドや葉を肥料として地面にしきつめた、素晴らしい農園でした。

カカオ豆とカカオマスの味は、酸味がなく、まろやかで、なんだかミルキー。ベトナムのカカオ豆の特徴の酸味とフルーティーさとは違う感じです。

これは面白いと思いました。このカントーのカカオ豆で日本のBEAN TO BARチョコレートを食べてみたいと思いました。

しかし、1.2hの土地からできるオーガニックカカオは限られていて、とれたカカオは、観光でくるお客様に向けて販売するチョコレートやカカオ製品で消費してしまうそうです。

まずは、職人ムオイさんと親しくなって、お前なら少し分けてやる、くらいになれば少しの量ではありますが弊社でも販売できるかもしれません。

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