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1泊3日弾丸カカオツアーのご案内

今回は、埼玉県より1泊3日という凝縮された日程で来られた、NGO団体のワールドサポートプロジェクトさんをカカオ畑へご案内しました。

ワールドサポートプロジェクトさんは、障害者施設の障害をもつ方々が仕事ができるよう仕事作りをしたり、埼玉県と海外の国際交流を促進したり、途上国の農業の継続的な発展のために動いたり、たくさん活動をされています。

BEAN TO BAR CHOCOLATEを作るようになったのも、そういった目的のため。

弊社のカカオ豆を使うようになって、以前使っていた同じベトナムのカカオ豆よりもずっと品質がいい、と嬉しい評価を頂いて、

お忙しい日程の中、実際に農園を見るために遠路バリアブンタウまでお越しいただきました。

カカオがすごいなってる

打合せでは、ベトナム・バリアブンタウのカカオ農業の現状と問題や課題について、タインさんがお話しました。

タインさんが考える問題の解決のためには、

1,カカオの木1本あたりにできる実の収穫効率をあげるような栽培

2,カカオの価格の安定化(他の換金作物と競わない価格)

3,耕作地の拡大

4,販売先の拡大

5,栽培や発酵などの技術指導により知識を普及させる

といったことが挙げられました。

バリアブンタウ省は、2018年の政策で、カカオの苗を植える農家に対して、

1ha あたり400ドルの補助金を出すことを決めたそうです。

国の支援を得ながら、上記のような解決策を地道に施していくことが大切だと思います。

販売先の拡大は、弊社もそれを担う一人ですので、頑張らねばなりません!

また、「カカオは商品になるまでのプロセスが多いから農家にとっては面倒ではないですか」という質問に対して、

「コーヒーと違って収穫時期が一斉ではないこと、

アボガドやザボンのように木に登らないでいいことから高齢者でもやりやすい、

今、ベトナムも農家は高齢化しつつあるため、カカオ栽培は適している」

という答えがありました。

ワールドサポートプロジェクトさんとも、今後、いろんな形で協力できれば嬉しいなと思います。

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