ベトナムのカカオ農業の先駆者達

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​ベトナムに最初にカカオが持ち込まれたのは、フランス植民地化のメコンデルタ地方でした。​

フランス人によりインドシナでの新たな産業をつくるために持ち込まれ、フランス人やベトナム農民の農園で育てられましたが、それが根付くことはありませんでした。​

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その後、1990年代後半に、欧米の国際機関や支援機関により、赤道直下に位置するベトナム南部のカカオ栽培に適した土地を生かした農業開発支援としてカカオ農業の本格的な技術指導が始まりました。先だってホーチミン農林大学では交配や発酵などの研究も進められました。

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そう、ベトナムのカカオ農業の歴史はまだ長く有りません。わずか二十数年です。ベトナムにおけるカカオの歴史とともにカカオ農業を創り今まで発展させてきたベトナムのカカオ農家の人々。

私達は、その中でも一生懸命良いものを作ろうとする職人気質の心のあるカカオ農家さんに敬意を払い信頼関係を築いています。できたチョコレートを一緒に食べ、正直に情報をシェアしあい、より良い品質にすることが農家の収入を増やす事に繋がるように協力しあえる関係、それが重要と考えています。

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