カカオリゾート in Vung tau
ベトナムのカカオの学びを進める中で、もっとカカオの栽培・製造の現場に近づけないかなと思うようになりました。
とはいえ、私が一人でベトナムでゼロから農業を始めることは敷居が高すぎるし、
実際にはカカオ農業がしたいということとは少し違います。
ベトナムのカカオを現場と実地で知り、より深い知識をつけて、できれば更に品質を高めて、そのカカオ豆を、またそれを原料に加工したカカオ製品を、日本のマーケットへ紹介したい、という気持ちです。
そして、それを一緒にさせてくれとお願いしたいのは、やっぱりタインさんだなと思いました。
カカオの先生でありながらも、自惚れはなく、私欲もなく、ベトナムカカオの発展を願う人。
そんなタインさんとなら出来るかと思って、
2ヶ月ほど前、「タインさんの会社に出資させてください!私が協力できることも有るかと思います!」とイチかバチかで言ってみました。
そしたら、タインさん。おもむろに、バリアブンタウ省に向けて作成したカカオ・プロジェクトのプレゼン資料を出してきた。。。。
えぇ〜びっくりしましたよ、そんな計画を温めていたなんて。。。
プロジェクト概要を見ると、とても共感できるコンセプトでした。一部抜粋。
「バリアブンタウ省で、農業を都市と結びつけるエコ農業を発展させ、さらに観光と結合させることにより、生産から消費者までをつなげるバリューチェーンを形成することを目的とし、カカオリゾートプロジェクトを提案する。
ベトナム、特にバリアブンタウ省のカカオは、ここ数年で品質が向上し世界的な評価を受けるようになったが、依然として生産能力は高くない。
このプロジェクトを通して、当地のカカオを世界的に広げるためのブランド力を高め、また地域の住民や農家の収入を上げ、労働者に仕事をつくり、物質的また精神的な生活の品質を向上させ、バリアブンタウの生産活動の多様化に繋げる。」
そして、こっちのプロジェクトを一緒にしないかって逆に誘ってもらいました。
このプロジェクトからしたら私の出資は、ほんの僅かな出資となりますが、是非協力したいと直感的に思いました。
詳細はこれから詰めていきます。